日本児童1万人を調査して見えてきた虫歯事情
富山大学の先生たちが国内の児童1万人を対象に調査した結果から最近の虫歯事情が見えてきたそうです・・・
成人では、男性より女性に虫歯が多いことが知られているそうですが、今回の調査の結果、小児期でも女子に多いという同様の結果が得られたそうです。
1日2回以上のブラッシング習慣を持つ児童と比較して、1日1回の児童の方が虫歯が多いことが明らかになったことから、1日2回以上のブラッシングが望ましいという結果が得られたそうです。当たり前といえばそうですが・・・
生活習慣としては 睡眠不足の場合、肥満と関連性が高いことが分かっていますが、虫歯のリスクも高くなることが明らかになったそうです。
虫歯と関連する他の要因としては、インターネット依存の児童で虫歯が多かったそうです。
インターネット依存と虫歯の関係は、男子で強いという結果だったそうです。
ちなみに男子はゲーム、女子は SNS がネットの主な使用目的であるといわれているそうです。
インターネット依存と同様に虫歯と関連する他の要因として見えてきた注目すべき点は、家庭でのメディア利用のルールがない児童に虫歯が多いことが明らかになったそうです。
この理由として、「ルールの有無は、子どもの健康に対する“親の関心”を示しているのではないか」ということが考えられるとのこと。
親の関心とは、メディア利用だけでなく、食事やおやつの内容、ブラッシングのタイミングなど、子どもに対する全般的な関心のことを指すそうです。
忙しくて・・・ついつい本人に任せがちにしていること、ありませんか?
生活習慣についてもう一度考えてみませんか?
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